糖化とは☝️

「糖化」(とうか)について


 「糖化」とは、
食べ過ぎた時の余分な『糖』が、身体の中の「たんぱく質」と触れて、温度が加えられた時に起こる反応のことを「糖化」といいます。

 長時間「糖」に触れるとたんぱく質は、変化(劣化)します。変化とは、硬くなり、黄ばみ、臭いが強くなります。さらに反応でたんぱく質が変化するだけではなく、反応物が発生します。
その反応物を「AGEs:エージーイーズ」といいます。

 この反応物(AGEs:エージーイーズ)は、活性酸素に似た働きをしたり、活性酸素と共同で細胞にストレスを与えます。そのストレスが病変のキッカケになっているとも言われています。

 さて、たんぱく質とは、身体の中で約20%を占める成分です。
具体的には、コラーゲン、ホルモン、伝達物質、肌、髪、爪、血液もたんぱく質として分類できます。身体のなかの水分(約60%)と骨(5%)と脂質(約15%)以外の物質です。

「糖化」とは
からだの中の余分な糖とたんぱく質が触れて、体温の熱によってたんぱく質が変化し、反応物(AGEs)が発生する現象のことです。

生きるためにエネルギーとして「糖」を食べます。
身体の調子を整えるために、ビタミンやミネラルを含む食品も食べます。
身体を作る材料である「たんぱく質」も食べます。

私たちの生命活動には、食べることは欠かせません。エネルギーである「糖」を食べることで、血糖値が上がります。血糖値は1日の活動エネルギーとして消費され、また一部は貯蔵エネルギーとして蓄えられます。でも、必要以上にたべることで、血糖値が高い時間が長引いたり、エネルギーとして消費仕切れない余分な糖を蓄えて太ったりします。

この「血糖値が高い時間が長引くこと」が、「糖化」のリスクを生みます。
「血糖値が高い時間が長引く」とたんぱく質との接触時間も長引きます。私たちの体温は、一定(約36.7℃)ですから、「血糖値が高い時間が長いこと」は、長い時間反応(接触)していることになります。

長時間反応(接触)しているとたんぱく質の変化もそれだけ進みます。
そして、反応物(AGEs)も沢山発生することになります。

そうすると、対策として要点なのは
「血糖値が高い時間」をできるだけ「短く」するとリスクが小さくできればよいことになります。しかし、この時間を短くできてもゼロにすることはできません。なぜなら、少し余分に食べて活動して補給が必要なレベルになるとまた少し余分に食べるという繰り返しをする仕組みになっているからです。
具体的には、食事をしてお腹が空いたら、また食べます。朝ご飯のあと、お昼ご飯、晩ご飯とたべます。運動量が多いと、10時や午後3時などにおやつで補給します。

この、「少し余分に食べる」活動に必要なからだの仕組みのおかげで、血糖値が高い時間が発生します。

「糖化は老化」へつづく…(作成中🙇‍♂️)